2019年ウィーン便り

2019年のウィーン便り

12月のお便り

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親愛なる皆さま

そろそろ一年を振り返る時期になってきました。

今、ふと思いましたが、一年が365日って、どう決まったのでしょうね?

一年が何日で構成されていても、こうやって、一年の終わりという区切りには、自分がどういう風に過ごしてきたか、なんて、やはり人は振り返るものなのでしょうか?

…皆さまは今、どんな思いに浸っていらっしゃるのでしょうね?

今年の初めに私は珍しく、一つの目標を立てました。もし達成できなかったら。というとても弱虫な理由で、あんまりこれといった一年の目標を立てないのです。

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案の定、秋頃、うーん、やっぱり目標立てなきゃよかったかなーと思っていました。

ですが、ギリギリ、ここに来て、2019年が過ぎる前に、もしかしたらやっとのことでたどり着いた感があります。

どうやってたどり着いたかというと、それはちょっと体調を崩したところから始まりました。

この冬、日本に戻る頃体調を崩し、回復するまでにそのまま一ヶ月ほどかかりました。その時に、視点を変えざるを得ず、でもそこから、思わぬ道を発見することができました。

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それができたのも、わざわざ帰国して体調を崩してしまった私を支えてくれた家族と、周りの方々の強い支えがあったからこそでした。

この発見した! と思っていることが、私が求めていた目標の答えなら、本当にいいな、と思うのですが、でももし違っていても、またそこから、新たに出発できるかな、と思っています。

皆さまの温かいお気持ちに支えられて、私は今年も幸せに過ごすことができました。

ありがとうございました。

皆さまが心安らかな大晦日をお迎えになられますよう、心から深くお祈りいたします。

心からの感謝と愛を込めて。

森野由み


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10月のお便り

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親愛なる皆さま

いかがお過ごしでしょうか?

こちらは黄色くなった白樺の淡い葉が舞い始め、ツタの葉も真紅に染まり、辺りはすっかり秋の装いです。

しばらくしたら、この美しい光景ともお別れして、日本へ帰ります。
皆さまに、また「元気で帰ってきましたよ」とご挨拶できるのが楽しみです。

楽しみ‥といえば、この時期、ワインの新酒が出る前に、ほんの短い期間で、シュトルムというワインになる前の飲み物が出ます。

ぶどうジュースの甘みがありながら、発酵が始まっているので、アルコール分もあり、少し発砲している飲み物です。

これが早くて8月の終わりくらいから出始めます。

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発酵していくので、毎日どんどん味が変わり、1ヶ月もたつころには、甘みも少なくなり、まったく違った味になっていくんです。

アルコール分は弱いのですが、口当たりがいいので飲みやすく、うっかりしていると、いつの間にかぐらぐらに「酔っ払い」になっていることもあるほどです。

本当に短い期間しか味わうことができない、このシュトルム。

少し秋の香りがしてくると、「あ、飲みにいかなきゃ!」と思うんですね。

一年に一度の大きな楽しみです。

皆さまの「一年に一度の楽しみ」には、何があるのでしょうか?

それでは、近いうちにお目にかかれるのを楽しみに帰国いたします。

森野由み