ウィーン便り

森野由みのウィーン便り

月に一回ですが、最近の様子をお届けします。皆さまからのご感想などをお寄せいただけると幸いです。なお、2017年までの「ウィーン便」は、下のボタンをクリックすると、ご覧いただけます。

2月のお便り

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親愛なる皆さま

いかがお過ごしでしょうか?

日本も随分と寒いようですね。

先日、故郷の北九州の友人から、“朝マイナス4度という寒さを体験しました!”とメールが来たので、それなら、こちらの方が暖かいですね。

最低気温がマイナス1度ですから…なんて可笑しな返事だなあ、と思いながら、相手が笑ってくれることを望みながら送りました。

どっさり積もった雪がとけたと思ったら、典型的な冬のお天気が続きます。

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濃い霧が立ち込めて、晴れなのか、曇りなのか一日中わからないお天気。

そんなお天気の日にウィーンにでたら、やたらとカフェに立ち寄りたくなりました。

ウィーンの街中にある古いカフェ。実はここに来て初めてきたカフェがここなんです。

私より早くからウィーンに留学していた友達が連れて来てくれました。

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アプフェルシュトルーデルが有名だというので、胸弾ませながら来たのですが、その甘さと大きさに、全部食べられず、甘いの好きで自負していたのに、がっかり来た想い出が頭によぎりました。

今日はゆっくりする時間があるので、コーヒーもポットタイプを頼んで、カフェには付き物の新聞もテーブルに取ってきました。その昔、カフェが流行って何軒もあった頃、まだ値段が高かった新聞をカフェに置いて、集客に精をだしたのが始まりなんだそうです。

こちらではレストランなんかにも新聞や雑誌が置いてあるのが普通で、中華レストランみたいなところにも置いてあります。

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頼んだポットコーヒーと温かいミルク、そして -これも伝統の- グラスの水を、ボーイさんが颯爽と銀のトレイで持ってきてくれました。

薫り高いコーヒーをゆっくりとカップに注いで、最初はブラックで、後からはミルクを入れて味わいながら、ただひたすらぼんやりしていたら、聴覚が冴えて来たような気がしました。

色んなトーンのおしゃべり。がやがやしている訳ではなく、色んな大きさの波が色んな速さで続いている感じです。右の方で、左の方で‥

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それに、遠くの方で、コーヒーを淹れている音、次の注文を準備しているような、食器が重なり合う音が混じって…

まるでこのカフェの中の空間に大きな大きな五線譜が揺れていて、私たちが自由に生きる音符のような気がしてきました。しかも色とりどりの‥

そうしているうちに、ふと意外なことに気づきました。

別に聴覚が冴えたわけでもなんでもなく、カフェにはバックミュージックが流れてないってことに。

身体も心も頭も、しっかり暖まって、重い扉をあけてカフェを後にしました。

また来ようと思います。

森野由み


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1月のお便り

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親愛なる、みなさま

明けましておめでとうございます!

お正月、いかがお過ごしになられたでしょうか?

私は無事にオーストリアに戻って、只今期間限定の時差ボケ早起き中です。

美しい朝焼けをみました。

今年は何年ぶりか数えられないほど久しぶりに、日本で、大晦日とお正月を迎えました。

1月3日に発つのに、年末ぎりぎりまで本番に出させて頂いていたので、このお正月は「トランクの荷造り」が主な内容でした。

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それでも、ゆっくりと家族で大晦日を過ごし、元旦に神社に行ってお参りしたり、お墓参りに行ったり、「日本」を味わった、心洗われるお正月でした。

それにしても、神社ではたくさんの犬を見かけて、不思議に思いました。

戌年だからなんでしょうけど、わんちゃんと参拝して、わんちゃんの健康もお祈りするんでしょうか?

今までもそうだったのに、気が付かなかっただけなのでしょうか? よくわかりませんが、とにかく珍しい感じでした。

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酉年だったら、小鳥と参拝?

そういえば今回東京では、鳥かごに入った鳥を連れて、散歩させている人を見かけました。

微笑ましく思えて、眺めていたら、飼い主さんも微笑み返してくれましたが、微笑ましいと同時に、外を散歩しつつも、やはり「鳥かご」の中に入ったままの状態とのギャップがあるような気がして、やはり不思議に思えました。

珍しいものを見たと言えば、1月3日の羽田空港国際ターミナル。

空港には江戸時代からのお客さんが何人もウロウロしていました。

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この日、空港の中は、そんなに人が多いとは思えなかったのですが、至る所、待ち時間が長く、チェックインするにも、おそばを食べるにも最低でも30分待ち。
この「お江戸言葉」のお客さんには、心和みました。

たぶん、話しかけたら、一緒に写真も写ってくれたかもしれないのですが、勇気がでず、遠くから写してみました。

みなさまのお正月はいかがでしたでしょうか?

新しいこの年が、みなさまにとって幸せでありますように。健康に恵まれますように。

そして、美しく輝く笑顔で、さらに光り輝く年となりますよう、心から深くお祈りいたします。

今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

森野由み


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